もうお気づきになっている人もいるかもしれませんが、『ポテトの毎日釣りが
してぇ~!!』の一番の検索ワード、及びヒット率が・・・・
血小板減少症
についてです。左横にある『Only One』というブログパーツを見ると分かっていた
だけるかと思います。このブログパーツはgoogleで検索した場合に、どんなワード
で検索すると自分のブログが何番目に来るかを教えてくれるという物です。(*^^)
そして私のブログに訪れてくれる方々はこの血小板減少症という病気を調べて辿り
ついているようです。それを思うとそんなにこの病気になっている人が多いのかと悲
しくなってしまいます。
多くの人がこの病気にかかり、このブログを見ているにも関わらず、肝心な病気の
ことがあまり書いてないので、今日は改めてこの病気について、私の経験を踏まえ
て書いてみようと思います。
始めに言っておきたいのが、
この病気は治ります!!
実は私もイギリスで血小板減少症になったことがあります。最初に気がついたのは、
体中に紫斑と呼ばれる紫状の小さな斑点が出来た時です。それはもう至る所に出ま
した。この紫斑は用は徐々に内出血してきて出来ているというものらしいです。この
斑点が出たら直ぐに病院に行きましょう。(これは初期症状なので慌てずに)
因みにこの紫斑、品の無い話ではありますが・・・・
性器にも沢山出ます(^_^A)
ですので、男性は分かりやすいかと。^^;トイレに行った時にでもチェックしてみてく
ださい。(笑)それで病気が発覚したらもうけものです。
私が確信を持って自分が血小板減少症だと思ったのは、この紫斑が出て、尚且つ
鼻血が出たことです。そしてそれが丸1日止まらなかったので、ロンドンの日本病院
に行った所、お医者様に慌てられながら
『あなたは白血病か血小板減少症かのどちらかです!!』
と言われました。詳しい単位は分かりませんが、常人は血小板を25万個ほど
あり、それが10万個以下だと血小板減少症となるようです。当時の私は一番
低い数値の時で3万しかありませんでした。もうサラサラです。
勿論多くの人が知っている通り血小板がないと怪我をした時に血が凝固しません。
これは簡単に言えばもし転んで脳の血管が切れたら死ぬということです。以外に知
られていませんが転んだだけでも血管は切れ、脳内出血することもあるそうです。
ですので、もしもこの病気にかかっている人は極力自転車などは使わずに車、バス、
タクシーなどを使っての移動をお勧めします。私は歩きかタクシーが殆どでした。
では原因は何なのか?
簡単に言えば使用している薬、つまりはすべての薬剤で惹起の可能性があるという
ことです。そしてお医者様が言っていたことですが若い人ほどかかりやすい傾向に
あるようです。そして、血圧の薬などの薬剤によって起こるものと、骨髄の働
きの不良によって起こるものとがあるようです。
症状としては以下のような説明が一般的です。(医学大辞典 1998)
薬剤惹起性免疫性血小板減少症の特徴
〇 最初に薬剤が使用されてから、少なくても1週間以後に発現し、最初の免疫反応によ
る薬剤抗体の出現に一定の期間が必要。
〇 再度薬剤に暴露されると3日以内に血小板が減少する。
〇 薬剤の使用を中止すると回復する。
〇 末梢での血小板破壊ないし消費が亢進し、骨髄巨核球数は正常または増加している。
上記が症状となります。
では
治療法はどのような物があるのでしょう?同書からの
抜粋だと以下のようなものがあります。
〇 初期症状に気づいた時点で、直ちに服薬を中止する。
〇 副腎皮質ステロイドの投与
〇 血小板輸血
〇 脾臓を取る
上記の物が今のところ効果的な治療法のようです。因みに私は脾臓を取る
以外は全てやりました。それでも
治るのに約6ヶ月もの時間を費やしました。
誰しもこのくらいの時間が掛かるかは分かりませんが、慌てず気長に治して
いきましょう!!
そして私は中々症状が良くならなかったため、脊髄に直接注射をしました・・がこれは少
し注意した方がいいです。というのも・・・・・
痛い!!
そして
副作用があります。
正直痛みの方は仕様が無いのですが、副作用の方には気をつけたほうがいいと思います。
実は私が注射をした後、歩きながら帰っている間に急に凄まじい寒気が襲い、一人で歩けな
くなりました。そしてタクシーで家にようやく帰り、布団に入ってドライヤーで体を温めても無駄
なくらい寒く、熱を計ったら40度を超えていました。寒くて体がガチガチ震えます。そして体も
痛くなります。
私の場合は脊髄注射をして大体20分ほどで副作用が出ました。そして病院に逆戻りです。
この注射を打つ予定の方は少し様子を見てから家に帰るのをお勧めします。
余談ではありますが、結晶版は食べ物では増やすことは出来ないらしいので、病院だけが
頼りとなります。毎日根気良く病院通いすることになると思いますが、命に関わることなので
頑張りましょう!!
長くなりましたが以上が私が知っている血小板減少症という病気についてです。この病気を
持っている方々が一日でも早く治ることを祈っています。
勉強になったと思った方はぽっちっとお願いします。(*^^)
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