ちょっと怖い話
季節はずれもいい所ですが、今日はちょっと私の怖かった体験談を。あ、因みに写真は心霊写真ではなく、クラゲの写真です!何となく心霊写真っぽかったので(笑)
私が大学三年生だった頃の夏休みに、私はサークルの皆と岩手県にサークル合宿(という名の旅行)に言って来た。そして部員の内一人が「夏だし、肝試しに岩手県の有名な心霊スポットに行ってみるか!」この一言で結局男だけで、某有名スポットに行くことに。名前は忘れたが、ここでは飛行機が墜落してかなりの人達が亡くなったらしい。心霊スポットといっているが、要は慰霊碑のあるところだ。部員に地元の者がいたので、彼のナビで私が運転していくことに。
50分ほどしてようやくその場所に着く。そして・・・・・いきなり異変が私達を襲った。車の中にあるライトってありますよね?それがどうやっても消えないんです。どんなにスイッチをカチカチずらしても消えませんでした。これだけでもビビリ度100%です。しかし話はまだ続きます。あまりにずっとライトが消えなかったので、私は車にエンジンを再度かけ、少し車を動かしてみることに。しかし、・・・・・エンジンがかかりませんでした。因みに私の車でエンジンがかからなかった時はこの時だけでした。
そこで、とりあえず車の外で、「何でエンジン点かないのに、ライトだけ消えないんだよ~!(泣)」と部員達とビビリまくりで話していたら。突然「フッ」とライトが消えました。ちょっと想像出来ないかもしれませんが、この時の私達は怖さ200%でした。とにかく突然のことだったので、ただただ沈黙が。
それでも、取りあえずライトも消えたので山に登ることに。この山の暗いこと暗いこと。ライトを持っていても相当暗かったです。まるで洞窟の中を歩いているようでした。因みにこの時私は一番後ろを歩いてました。
そして突然先頭を歩いていた部員が「わぁっ!」という声をあげた。恐らく一同全員がビクッっとなったでしょう。取りあえず何事かを聞いてみると・・・・・・「蜘蛛の巣が顔にかかった~!」とのこと。思わず、なんだ蜘蛛の巣かよ!とつっこんでしまいました。
そして更に歩いていくと、突然私の頭に木のようなものが当たった。真っ暗で見えなかった私は、当然私の前を歩いていた部員がよけた木が当たったものと思い、「ちょっと~!気をつけろよ!危ないな~!」と言うと、「は?俺はなにもしてないよ?」と部員が言う。「いや、木とかはしなるんだから気をつけて通るか、せめて教えてくれ!」と私。「いや、だから・・・・この変に体や、頭に当たる木はないって!ほら!」と部員がライトで辺り全体を照らす・・・・本当に周りには何もない・・・そして足元にも木らしいものは何も落ちていませんでした。「わさっ!」と顔にかかってきたので、昆虫や鳥はありえません。もう二人そろって背筋が寒くなりました。
ようやく、頂上まで着き、慰霊碑を発見すると、取り合えず怖さのあまりに拝み、心の中で謝りました。しかし、我々の中で一番お気楽な部員の一人が、「じゃー、ここで写真とって帰りますか!」と一言。もちろん彼以外は猛反対!!しかし、結局撮るはめに。「こんな所で写真とってどうすんだって!何か写ってたらどうすんだよ!」と部員A。しかし・・・・・・・・・写真に何か写るどころか、シャッターが下りない・・・・カチッ、カチッ・・・・何度やってもシャッターがきれませんでした。こうなるともう半泣きにもなります。あまりの恐怖に急いで山を降り、帰ることに。
車のあるところにようやく着いたのだが、先にも話していたとおり、着いた時はエンジンが点かなかった。エンジンがかからないと帰れないので、取り合えずチェックしてみる。エンジン・・・OK。ライト・・・OK!一発で全部の機能が復活しました。その後、長居は無用とばかりにさっさと帰りました。
取り分け何かを見た訳ではありませんが、十分すぎるほど怖かったです。(T_T)やはりこういうことをしてはいけませんね!罰が当たりました。あ、そうそう、私達が行った場所の名前を思い出したのですが、確か、慰霊の森と呼ばれるところです。
警部さんは岩手出身だから知ってるかな?あそこがどんな所かは未だに詳しくは知りませんけど、皆さんは決して行かないで下さいね!何かあっても責任はとれません。本当に怖かったです。「色々脚色してるんじゃないの~?」って思ったあなた!これは全て実話です。警部さん、この場所について知っていたら教えてね~